三蔵法師は1人じゃない

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三蔵法師は人の名前ではない? 三蔵法師とは実はたくさんいるんです

三蔵法師は固有名詞ではなかったのです。

「蔵」は古代インドの仏教に関する文献の「集大成」を意味する言葉。

「三」はそれらの文献を「経・律・論」の三種に分類したということ。

経蔵・律蔵・論蔵のことを「三蔵」といい、「三蔵」=仏教聖典のすべてといえるわけです。

この三蔵に精通した高僧のことを通称して三蔵法師と呼んでいました。

つまり、三蔵法師は1人ではなく複数いたということですね。

中でも有名なのが、鳩摩羅什(くまらじゅう)、不空(ふくう)などがいます。

とくに西遊記のモデルになった唐の学者・玄奘三蔵は禁令をおかしてまで

インドに向かうという強い求法の思いを持った人でした。

シルクロードを経てインドに入り、多くの仏典などを携えて中国に帰国。

膨大な仏典は玄奘により漢訳されました。

まとめ

三蔵法師は人の名前ではなく、三蔵に精通した僧侶のことを言います。

三蔵とは、経蔵、律蔵、論蔵のことで、それぞれお経、戒律、お経を解釈した本のことです。

その三蔵法師の中でも有名な玄奘(げんじょう)という三蔵法師の取経の旅をモデルに作られた話が『西遊記』です。

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