日本のお金トリビア

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破損した貨幣、交換後はどうなるの?

交換された紙幣のその先はどうなっているのでしょうか。

交換された紙幣は裁断され、その後「再生紙」などに形を変えて再利用されます。

具体的にはトイレットペーパーや封筒などのリサイクル品となるケースが多いようです。

また、住宅用外壁材として建材となるケースや固形燃料の原料になることもあります。

紙幣には特殊なインクが使用されており、偽造防止の加工もされていることから、一般のリサイクル紙として再加工するには費用が嵩むためです。

もしかしたら、あなたの自宅で使われている建材にも元紙幣が原料として混入されているかもしれませんね。

劣化した貨幣はどうなる?

それでは、貨幣はどうなるのでしょう?

銀行などから回収された貨幣は状態をチェックされ、使用可能と判断されれば世の中に戻され、ぎりぎりまで使われます。

そして自動販売機などでは認識できないほど摩耗や劣化した貨幣については、金融機関から日本銀行経由で造幣局に戻されます。

造幣局では、貨幣の素材として再利用し新しい貨幣へと鋳造されます。

貨幣としてみれば傷や破損があったとしても、金属の材質そのものには変化が起きにくいことや、貨幣は額面が小さいこともあり、できるだけリサイクルを行い新しい貨幣鋳造にかかる費用を抑えるという目的もあります。

コスパのいいお金ってどのお金?高コストのお金は?

経済活動を行ううえでは、1万円券など額面の大きいお金が重宝されます。

額面比で換算した製造コスト面から見ても、貨幣はやはり高コスト。

紙幣は平均15~20円ほどで製造できますが、貨幣はそうはいきません。

とくに1円硬貨は鋳造するのに1円以上かかります。

紙よりも金属の原価が高いのも要因の一つです。

ただし、製造コストは明らかに紙幣の方が安いのですが、耐用年数も視野に入れると貨幣の方が平均して長持ちするため、長い目でみれば貨幣の方がコスパが良い、といえそうです。

お金の耐用年数ってどのくらい?

お金の耐用年数(平均寿命)は、次の通りといわれています。

・一万円券で4~5年程度

・5千円券、千円券で1~2年程度

・貨幣で30年前後


紙幣はおつりや普段使われるお金として世の中に出回っており、一万円券よりも5千円券、千円券の方が寿命は圧倒的に短くなります。

一方、貨幣は基本的に金属であり半永久的に劣化しません。(表面の傷やサビなどは除く)

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