ジーンズの「EDWIN」の社名の由来は?

2016/11/3 2019/2/18 語源・由来

株式会社エドウイン 本社


写真は、こちらからお借りしました。

戦後、米軍払い下げや輸入の中古ジーンズの卸売(おろしう)りを行なっていた「常見米八商店(つねみ よねはち しょうてん)」は、1961年(昭和36年)に、「日本人に合う良質のシーンズを作ろう」と、製造・卸売り業に転換しました。

このときに、「日本にジーンズの良さを広めたい」との思いから名づけられたのが、「EWDIN(エドウィン)」という社名です。

この社名は、ジーンズと同じ意味をもつDENIM(デニム)のDとEを入れ替え、続くNIMの3文字を、ぐるりと180度回転させることによって誕生しました。
つまり、EDWINというのは、DENIMのアナグラムなのです。

「江戸(ED)で勝つ(WIN)」というゴロも、国産に対する同社のこだわりと合致することから、採用されたのです。 スポンサーリンク

「ピンハネ」していいのは金銭の1割だけ? – 「ピン」は1の意味

2016/12/3 2021/10/21 語源・由来

ピンハネ

「ピンハネ」という言葉があります。
「他人に渡すべき金銭などから一部を取って自分のものにすること」「上前(うわまえ)をはねること」という意味ですが、この語源にはポルトガル語が関係しています。

ピンハネの「ピン」は「カルタ」の1の札のこと

ピンハネの「ピン」は、ポルトガル語の「ピンタ(Pinta)」を略した言葉です。
「ピンタ」というのは、16世紀に日本に持ち込まれたトランプの一種で、「かるた」の語源にもなった「カルタ」の1の札のことを指します。

ここから、「1割りの上前(うわまえ)をはねる」という意味で、ピンハネという言葉が生まれたのです。

なので、1割以上を搾取(さくしゅ)する場合は、本来「ピンハネ」とはいいません。

7つの県しかないのに、「九州」と呼ぶのは何故?

2016/12/5 2019/2/16 語源・由来

九州


四国は、香川・徳島・愛媛(えひめ)・高知と4つの県があるので「四国」といいます。

それでは、九州はどうでしょうか?

九州は、福岡、佐賀、長崎、大分(おおいた)、熊本、宮崎、鹿児島。

あれっ? 7つしかありませんね。
県が7つしかないにもかかわらず、「九州」と呼ぶのは何故なのでしょうか?

これは、九州が、明治時代まで、筑前(ちくぜん)・筑後(ちくご)・豊前(ぶぜん)・豊後(ぶんご)・肥前(ひぜん)・肥後(ひご)・日向(ひゅうが)・大隅(おおすみ)・薩摩(さつま)という、9つの国に分かれていたことに由来します。

九州は、1871年(明治4年)に行なわれた廃藩置県(はいはんちけん)で、現在の7県へと移行しました。
が、呼び名の方は、昔から慣れ親しんでいる「九州」が、そのまま使われているのです。

なお、「九州」ではなく、「九州地方」という場合には、通常沖縄県を含めた8県を指します。

何故犬は「ポチ」で、猫は「タマ」なのか? – それぞれの語源

2016/12/15 2021/11/13 語源・由来

犬の名前 ポチ

犬の名前の定番といえば「ポチ」、猫といえば「タマ」ですが、これは何故なのでしょうか?

何故犬は「ポチ」で、猫は「タマ」なのか?

「ポチ」の語源には、諸説あります。

英語で「斑点のある、まだらの」を意味する「spotty(スポッティー)」からきたとするもの、フランス語で「小さい、可愛い」を意味する「petit(プチ)」からきたとするもの、また、英語の俗語で「犬」を意味する「pooch(プーチ)」からきたとするものが有名です。

猫の名前 タマ

一方、猫の名前の定番「タマ」の語源の方も、実にさまざまです。

玉にじゃれるからとするもの、宝玉(ほうぎょく)のように珍重(ちんちょう)されてきたからとするもの、また、豪徳寺(ごうとくじ)というお寺の和尚(おしょう)が飼っていた猫の名前が「タマ」で、この猫は招き猫のモデルとして知られる有名な猫で、これが全国に知られるようになったためとするものなどがあります。

この話の詳細は、以下の記事の「豪徳寺の招き猫」の項をお読みください。

「ブレザー」の語源は?

2016/12/23 2019/2/16 語源・由来

ブレザー スーツ

フォーマルな印象でありながら、なおかつ軽快な雰囲気をもあわせ持つジャケット「ブレザー」。
この語源には、諸説あります。

最も知られているのは、ボート競技で生まれたという説です。
イギリスのケンブリッジ大学のボートチームは、ライバルであるオックスフォード大学との対抗試合の際、真紅(しんく)のジャケットを着用して臨(のぞ)みました。
そして、その色鮮やかないで立ちに、観客が、

「オー、ブレザー!(なんと燃えるようだ!)」

と叫んだのがそのルーツだといいます。

また、イギリスの軍艦(ぐんかん)「ブレイザー号」に女王陛下が乗船する際、乗務員が敬意を表するため、メタルボタンの紺色(こんいろ)のジャケットを着用したのがルーツだという説もあります。

どちらが本当のルーツなのかは定かではありませんが、少なくとも、イギリスに起源をもつ制服のようなものから生まれたことは確かなようです。

ちなみに、日本では、1960年代に「アイビールック」が大流行し、ブレザー姿の若者たちが街にあふれました。
そして今では、ブレザーは、年齢や性別を問わずに広く愛用されています。

勝手口の「勝手」は弓道用語だった? – 勝手の語源

2017/1/6 2021/10/21 語源・由来

勝手 台所

昨今では、マンションの普及により、「勝手口」自体が少なくなってしまいました。
が、かつては台所が家の裏側や隅(すみ)にあり、勝手口が家の裏にあることも少なくありませんでした。

そのため、年配の人は、今でも台所のことを「勝手」、その台所に通じる入り口のことを「勝手口」と呼んだりします。

さて、そもそも、台所のことを、「勝手」と呼ぶのは何故なのでしょうか?

勝手口の「勝手」は弓道に由来する言葉

これには諸説ありますが、有名なのは、弓道に由来するというものです。

弓道では、弓を持つ左手を「押手(おして)」、弦を引く右手を「勝手」と呼びます。
そして、右手の方が都合よく動かせることから、この勝手が、「都合が良い」「気まま」といった意味で使われました。

そして、内情(ないじょう)を良く知っていて都合が良いということから、「暮らし向き」「様子(ようす)」を指す言葉となり、生計の意味から「台所」に転じたといいます。

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写真はこちらからお借りしました。

また、食べ物に由来するという説もあります。
これは、台所が糧(かて、=食べ物)を扱っているところから、「勝手」になったとするものです。

アップル社のリンゴが欠けているのは何故?

2017/1/26 2020/11/28 語源・由来

アップル

Mac、iPad、iPhoneなど、洗練されたデザインの商品で知られるアップル社。
そのロゴは、ご存知の通り「リンゴ」です。
その理由は、ニュートンがリンゴの木の下で万有引力を発見したという故事に由来しているのだといいます。

アップル社のリンゴが欠けている理由には諸説あり

さて、このリンゴを良く見ると、右側が欠けたデザインになっています。
これは何故なのでしょうか?

アップル社のリンゴが欠けている理由には諸説あり、旧約聖書の「アダムとイブ」の禁じられた果実であるとか、「bite(かじる)」と「byte(単位のバイト)」をかけているなどともいわれています。

また、サクランボと間違えられないように、単純にデザイン上の理由でこのようになったという説もあります。

「単純なものに真実がある」という言葉があります。
してみると、このサクランボ説、意外と当たっているかも知れません。

指きりげんまんの「指きり」は、本当に指を切ることだった?

2017/2/5 2020/12/18 語源・由来

指きりげんまん


指きりげんまん嘘ついたら針千本飲ます、指切った」

何かを約束するときに、互いの小指をからめながらする、「指きりげんまん」。

子供が無邪気に約束をする姿はほほえましいものですが、そもそも、この「指きりげんまん」にはどのような意味があるのでしょうか?

「指きり」は、本当に指を切る意

実は、「指切り」というのは、江戸の遊郭(ゆうかく)で生まれた言葉です。
遊女(ゆうじょ)たちは、好意を抱く男性に、誓約(せいやく)の証(あかし)として、自分の小指を切断することがありました。
ここから、必ず約束を守るというしるしに、小指同士を引っかけるようになったのだといいます。

「げんまん」は、一万回殴る意

一方、「げんまん」というのは、漢字で書くと「拳万」です。
これは文字通り、約束を破ったら、拳骨(げんこつ)で1万回殴るという意味です。

い、一万回!(゚ロ゚) ギョェーッ!

「指きり」も「げんまん」も、実はどちらも、ちょっとコワイ意味をもつ言葉だったのです。

こうして正しい意味を知ってしまうと、これからは簡単に「指切りげんまん」ができなくなりますね。(@_@)ウーン

「ニューハーフ」の生みの親は、なんと、あの桑田圭祐だった?

2017/3/25 2021/7/26 語源・由来

桑田圭祐


写真は、こちらからお借りしました。

「ニューハーフ」とは、外見からは女性としか見えない男性のことです。
「ニューハーフ」には、格好だけ女装して声は男性という人から、女性としての美を追求した人や、性転換手術を行なって、戸籍(こせき)を男性から女性に変えた人までさまざまです。

また特に、このような容姿を生かして、芸能界やショーパブ、その他風俗店、飲食店などで働く人を指すことが多いです。

「ニューハーフ」の生みの親は、なんと、あの桑田圭祐だった

さて、この「ニューハーフ」の語源ですが、1980年に、ロックバンド「サザンオールスターズ」の桑田圭祐(くわた けいすけ)と、大阪のショーパブ「ベティのマヨネーズ」のママであるニューハーフ・ベティとの対談で、

桑田:「外人さんみたいだけどドコとドコのハーフ? 」
ベティ:「男と女のハーフよ」
桑田:「じゃあ、ニューハーフだね」

という会話があり、生まれた言葉です。

つまり、「ニューハーフ」という言葉の生みの親は、なんと、サザンの桑田圭祐だったのです!

そしてこの言葉は、昭和56年(1981年)にデビューしたタレント松原留美子(まつばら るみこ 現:宮崎留美子)が、このキャッチフレーズで売り出したことから一般化し、今に至ります。

なお、「オカマ」の語源は、サンスクリット語の「カーマ」が訛(なま)って「オカマ」になったといわれています。

お菓子「ハッピーターン」は、不況時だからこそと命名された?

2017/4/19 2021/11/20 語源・由来

ハッピーターン


写真は、こちらからお借りしました。

細長い楕円形(だえんけい)の洋風せんべい「ハッピーターン」。
亀田製菓の開発した、主力製品です。

そして、そのおいしさのカギとなるのが、秘密の粉「ハッピーパウダー」です。
植物由来のたんぱく加水分解物(かすいぶんかいぶつ)に砂糖や塩、うまみ成分である数種類のアミノ酸を調合した複雑な味は、日本人にピッタリなものとなっています。

お菓子「ハッピーターン」は、不況時だからこそと命名された

さて、このハッピーターンが開発されたのは、1976年(昭和51年)のことです。
当時、日本は第一次オイルショックの影響で、不景気の真っ只中(まっただなか)にありました。
テレビやラジオや新聞で、暗いニュースが続く中、

「お菓子で世の中を幸せにしたい!」

と、亀田製菓から送り出されたのが、ハッピーターンでした。
そして、このハッピーターンという商品名には、「ハッピー(幸福)が顧客にターンする(戻ってくる)」という願いが込められていたのです。

ハッピーターン独自の、うまみパウダーによる甘めの味つけ、通常のお菓子のように網(あみ)ではなく、鉄板で焼いた洋風せんべいは、当時としては画期的(かっきてき)な商品でした。

そしてこのお菓子は、発売から徐々に人気が高まり、3年目にブレーク。
その後、現在まで人気が持続するロングセラー商品となっています。