飛行機の燃料

飛行機の燃料は「ケロシン」と呼ばれている。
「ケロシン(Kerosene)」とは、日本語で言うと灯油を指します。
そう、ストーブなどで使われているあの灯油とほぼ同じなのです。
なぜ灯油を使うの?

画像引用元:wikipedia「ケロシン」
灯油は低温で凍結しにくく、発熱量が大きい。
飛行機の燃料には、ガソリンのような不純物が多い燃料ではなく灯油が使われます。
灯油は温度の低いところでも凍結しにくく、発熱量が大きいので燃費が良いです。
また、灯油は高温・高圧で燃料を消費するため、ガソリンのような揮発性の高い燃料は必要ではありません。
また、ガソリンのような爆発の危険もないため、灯油が使われているのです。
通常の灯油ではない

そのままでは凍る。
飛行機の上空は、マイナス30度以下の世界なので、
さすがの灯油でも、通常では凍りついてしまいます。
なので、灯油の中の水分を除去した
極めて純度の高い灯油を作り出して、飛行機の燃料として使われています。
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以上、飛行機の燃料はガソリンではなく灯油!?その理由とはでした。