日本刀に魅せられた外国人

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日本刀は世界的に評価されている美術工芸品であり、外国人の中にもその美しさに魅せられて収集している方も少なくありません。戦後間もない頃に来日し、刀匠へと弟子入りしたキース・オースティンもその1人です。
彼の凄いところは、修行を重ねた末、なんと作刀許可を受けた点です。日本人であってもそのレベルに至るには弟子入りした上での長年の修行等が欠かせないだけでなく、修行したからといって許可を得られるとは限らないほど難易度が高いのですが、オースティンの場合はさらに言葉も分からないであろう異国の地にてそれを実現したのです。オースティンは許可を受けただけでは満足せず、有名な刀匠の下でさらに修行を重ね、彼自身も刀匠と呼ばれるまでに至りました。
しかし残念なことに、帰国してからの彼の活動は謎に包まれています。97年に亡くなるまで刀を作り続けたこと以外、彼がどのように活動していたかがほとんど分かっていないのです。
刀匠であれば作品で判断すべきだと考える人もいるでしょうが、オースティンの場合、その作品の数があまりにも少ないのです。特に、彼がどのように日本刀と日本を捉えていたのかという点については、非常に興味深い部分なのかもしれません。

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