
ゴルフボールは、野球やテニスなどのボールと違い表面がデコボコしています。
なぜ、ゴルフボールの表面はデコボコしているのでしょうか?
なぜデコボコをつけるようになった?

表面に傷がついたボールの方がよく飛んでいたから。
まだ表面にデコボコがない頃、ゴルフボールを使えば使うほどよく飛ぶという不思議な現象に気づき、
「だったら初めからゴルフボールに傷をつけてみよう」ということになり、試行錯誤を繰り返したのち
現在のようなデコボコがついたとされています。
表面のデコボコの名前

ゴルフボール表面のデコボコの名前は「ディンプル」。
ゴルフボールの表面のデコボコはディンプル(dimple)と言い、
「小さなくぼみ」や「えくぼ」を意味しています。
ディンプルをつけるまえは、ゴムや樹脂の塊のボールでゴルフをしていました。
ディンプルを有無でどのくらい違うの?

飛距離の差は約3倍も違う。
ゴルフメーカーの実験では、表面が滑らかなボールとディンプルのあるボールを
お互いに打ってみて測定したところ、飛距離が3倍以上も違っていたようです。
なぜそこまで差が出たのか、それはディンプルによる
「揚力の影響」と「空気抵抗の影響」によって飛距離に違いが出たのです。
詳しい揚力と空気抵抗の影響についてはこちらを見ましょう。⇒ゴルフボールはどうしてデコボコなの?
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以上、ゴルフボールの表面が凸凹(デコボコ)している理由とは?でした。