ひな人形を早く片付けないと「嫁に行き遅れる」といわれるのは何故?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2020/6/30 2020/7/4 語源・由来

ひな人形

ひな人形を早く片付けないと「嫁に行き遅れる」、という言い伝えがあります。
これは何故なのでしょうか?

ひな祭りには、そもそもどんな意味がある?

3月3日のひな祭り。このひな祭りには、そもそもどのような意味があるのでしょうか?
ひな祭りはもともと、自分の心や体にたまった「穢(けが)れ」を人形に託(たく)し、川や海に流すことで、災厄(さいやく)を払うという風習です。

当初、ひな祭りで使われる人形は、紙や藁(わら)などでできた簡素(かんそ)なものでした。
しかしながら、江戸時代になると、人形をつくる技術が発達し、流さずに毎年飾るスタイルに変化していきました。

「早く片付けなければ穢れが戻ってくる」という新解釈が

前述したように、人形はかつて川に流していました。
それでは、今までこうして川に流していた、穢れを託した人形を、いつまでも家に飾っておいたらどうなるでしょう?
せっかく払ったそれらの穢れが、再び自分に戻ってくると考えたのです。

「『人形』って、上半身が人間で下半身が魚の生き物ニャよな」「それは、『人魚』だワン」

猫と犬の会話


写真はこちらからお借りしました。

「嫁に行き遅れる」理由は?

それでは、何故このことが婚期の遅れとつながるのでしょうか?
ひな人形は、お内裏様(おだいりさま)とおひなさまの結婚式を表しています。
そして当時は、結婚するのが当たり前で、結婚することで幸せになる、と考えられていた時代でした。

そこから、ひな人形を早く出すことで「早く嫁に出す」、早く片付けることで「早く嫁に行く(早く片付く)」と連想したのです。

つまり、ひな人形を早く出すことが、女の子を早く嫁に行かせて幸せにすることにつながり、早く片付けないと災厄が戻ってくる、つまり幸せになれないと考えたわけなのですね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*