「兎に角」の漢字は、仏教語の「兎角亀毛」に由来していた?

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2015/7/16 2019/2/17 語源・由来

仏教 僧侶

「何はともあれ」「さておき」の意味で使われる「兎に角」ですが、この漢字は仏教の「兎角亀毛(とかくきもう)」から取られたものと考えられます。

ただし、兎角亀毛は、「(兎(うさぎ)に角(つの)が生え、亀に毛がはえる意から)この世にありえないもの、実在するはずがないもののたとえ」という意味で、「とにかく」とは意味上の関連はありません。単に、漢字を拝借したものです。

この当て字は、夏目漱石が多用したことで、広く用いられるようになったものと考えられます。

また、「とにかく」は、平安時代から江戸時代まで、「とにかくに」の形で使われていました。
意味は、「あれこれと」「何やかや」で、これが転じて、「いずれにせよ」「何はともあれ」といった意味となりました。

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