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日本の地域を「アジア」というのはなぜ?

日本を始めとした、ヨーロッパを除いたユーラシア大陸のことを「アジア」と呼びます。アジアという名称は世界共通ですが、この言葉はどうやって誕生したのでしょうか。

アジアの名称

もともとは、古代ローマからみて東方を指す言葉が起源となっています。地中海の北岸地域がヨーロッパ、南岸地域がアフリカ、地中海の一部であるエーゲ海で隔てられた地中海東岸地域がアジアとされていました。その後、地理的な知見が広まるにつれ、それぞれの地域が明確に定義されるようになります。

当初は、エーゲ海より東側を「日の出」を意味する「アス」、西側を「日の入」を意味する「エレブ」と呼んでいました。この「アス(Asu)」という言葉に、ラテン語の接尾辞である「イア(ia)」がついて、「アジア(Asia)」という言葉が誕生したのです。

「ビビる」は平安時代から使われていた

今や若者だけでなく「いやー、ビビったー!」という言葉を使います。「ビビる」は驚いて尻込みをするような時に使われる表現ですが、なんとこれは現代語ではなく、平安時代から使われていたというのです。

ビビるの語源

そもそも「ビビ」とは振動音を表しています。地震で地面や物が動く様子を想像すると分かりやすいでしょう。平安時代の人は合戦で武士同士の鎧がぶつかり合う「ビンビン」という音を、「ビビる音」と呼んでいました。これが「ビビる」の語源になります。

源氏と平氏が戦った「富士川の戦い」では、鳥が一斉に飛び立った音を平氏側が「ビビる音」と勘違いし、まさに「ビビって」逃げだしたという有名なエピソードも残っています。

いなり寿司や巻き寿司を「助六寿司」と呼ぶのはなぜ?

玉子巻きやカッパ巻き、太巻きにいなり寿司など、魚や肉以外をネタに使用した寿司のことを「精進寿司」や「助六(すけろく)寿司」と呼びます。日持ちもしやすいのでコンビニなどでも販売されることが多いですが、なぜこのような呼び名になったのでしょうか。

助六寿司の由来

精進寿司の「精進」は、精進料理の精進と同じ意味です。仏教において煩悩への刺激を避けることを目的として作られてきた料理で、動物性の食材を使用していないため、私たちが普段口にしている料理からすると、とても質素に感じます。

そして助六寿司の「助六」とは、歌舞伎の十八番である「助六由緣江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」の演目名と、その主人公である「助六」が由来になっています。主人公の助六が紫色のハチマキを巻いている姿を海苔巻きに例え、助六の愛人である揚巻(あげまき)の名から、お揚げが使われているいなり寿司に例えられました。

そもそもなぜ登場人物が寿司に例えられるようになったのかというと、歌舞伎の演目の中でも大人気だった「助六由緣江戸桜」の人気にあやかれるようにという願いが込められているのです。

大根の細切りを「千六本」と呼ぶのはなぜ?

野菜は千切りに調理することは多々あります。細かくカットされた野菜が果たして1000本あるのかというとそんなはずはありません。そして大根を千切りにすることを、なぜか6本多い「千六本」と呼びますが、なぜ大根の千切りだけが千六本と呼ばれるのでしょうか。

千切りの語源

そもそも千切りの語源は千六本切りにあります。中国で大根のことを「蘿蔔(ろふ)」といい、細かく切ることを「繊(せん)」と言いました。繊とは野菜の繊維(せんい)のことです。

このことから、大根を細く切ることを「繊蘿蔔(せんろふ)」と呼ばれるようになりましたが、より親しみやすい「千六本」という漢字が使われるようになったのです。そして「蘿蔔(ろふ)」ではない野菜の場合は「千切り」と呼ばれるようになったというわけで、細かく切った野菜の様子がまるで千本あるかのように沢山に見えるから、というところから生まれたわけではないのです。

ひとりぼっちの「ぼっち」って何?

一人寂しく過ごすことを「ひとりぼっち」または「ひとりぽっち」と言います。近年では省略されて「ぼっち」と呼ばれることもありますが、そもそも「ぼっち」という言葉の意味はあるのでしょうか?

ひとりぼっちは悟りの境地?

ひとりぼっちは漢字で「独り法師(ひとりぼうし)」と書きます。法師とはお坊さんのことであり、「ぼっち」は「法師」が訛ったものとされます。

本来、お坊さんは何らかの宗派や教団に属していますが、それらに属さずに一人きりで世を放浪している僧のことを指す言葉でした。

その孤独な様子だけが取り上げられ、言葉として使われるようになったのです。

ひとりぼっちの「ぼっち」って何?

一人寂しく過ごすことを「ひとりぼっち」または「ひとりぽっち」と言います。近年では省略されて「ぼっち」と呼ばれることもありますが、そもそも「ぼっち」という言葉の意味はあるのでしょうか?

ひとりぼっちは悟りの境地?

ひとりぼっちは漢字で「独り法師(ひとりぼうし)」と書きます。法師とはお坊さんのことであり、「ぼっち」は「法師」が訛ったものとされます。

本来、お坊さんは何らかの宗派や教団に属していますが、それらに属さずに一人きりで世を放浪している僧のことを指す言葉でした。

その孤独な様子だけが取り上げられ、言葉として使われるようになったのです。

「饅頭(まんじゅう)」はなぜ「頭」という字が入る?

日本で「饅頭」といえば、中にアンコの詰まった和菓子を思い浮かべます。しかしこの饅頭は中国から伝わった饅頭を日本風にアレンジしたものであり、本来の饅頭は日本でいうところの「肉まん」を指します。

饅頭を考案したのは

中国の古い文献によると、肉まんが初めて登場したのは三国志の時代であり、考案者はかの有名な軍師・諸葛亮孔明であるとされます。

その時代、瀘水(ろすい)という川が大荒れで渡ることができないことを知った諸葛亮は、その土地の者から「この川には神がおり、49個の人間の首を捧げれば川は鎮まる」という話を聞きます。そこで諸葛亮は、小麦粉をこねた皮に肉を詰め、それを人間の頭にかたどったものを川へ沈めました。すると川の氾濫は鎮まったといいます。

これを蛮族の頭を意味する「蛮頭(ばんとう)」と名付けました。しかし食べられるものを毎回川に沈めるのはもったいないということで、供えるだけにして食べるようになりました。そこで、食べ物を意味する「饅」という字を使うようになり、「饅頭(まんとう)」という言葉が生まれたのです。

その後、「頭」を訓読みするようになり、「まんず」から「まんじゅう」へと転化したとされます。

「エルニーニョ」は男の子、「ラニーニャ」は女の子

近年ではニュースなどで頻繁に目にする「エルニーニョ現象」は、世界中の気候に影響を与える現象です。赤道近辺の東部太平洋地域の海水温が、半年〜1年間にかけて例年より高くなることによって、地球全土で気候が変動するのです。そしてこの逆の現象は「ラニーニャ現象」といいます。

エルニーニョとラニーニャ

「エルニーニョ」と「ラニーニャ」はスペイン語で、エルニーニョとは「男の子」を意味します。この「男の子」というのは単に男性の幼児を指しているのではなく、神の子であるイエス・キリストを指しています。これは、かつてはエルニーニョ現象が12月のクリスマスの時期に発生しやすかったことに由来します。

エルニーニョ現象の逆の現象を指すラニーニャは、当初は「エルニーニョの反対」という意味で「アンチ・エルニーニョ」と呼ばれていましたが、「反キリスト」ともとれるため、男の子に対して「女の子」を意味するラニーニャという言葉が使われるようになりました。

「ボア」は大蛇

ファッションに用いられる「ボア」は、羊の毛のようにクルりと丸まっているのが特徴で、軽量で暖かく、冬物の衣類に多く使われています。

ボアの語源

現在では襟元や袖口などにボアがワンポイントで使われることがありますが、もともとはマフラーやスカーフのように長い襟巻きの一種です。

材質はポリエステルやアクリルが主ですが、本来は水鳥の羽根や動物の毛皮を使用します。現在でもポリエステルなどに本物の毛を混ぜて、よりボアらしさを出しているものもあります。

19世紀初頭にはヨーロッパでボアが着用されていたとされ、流行していました。その見た目から、南アメリカに生息する大蛇であるボアを身に付けているようだ、ということが名前の由来になっています。

接着剤の「セメダイン」は「攻め出す」から

セメダイン株式会社の主力商品である、接着剤「セメダイン」は、日本を代表する老舗の接着剤ブランドです。1923年にセメダインの販売が開始されました。

セメダインの由来

それまではイギリス発の接着剤である「メンダイン」が市場を独占していました。そこで、海外製品に打ち勝ちたいと、セメダインが開発されます。その後、セメダインが日本の接着剤業界を揺るがしたことは言うまでもありません。

このセメダインの語源は、接合材を意味する「セメント」と、力の単位である「ダイン」を組み合わせた造語であると語られています。

しかし実はこの裏には、海外製品を国内から攻め出すという想いが込められており、「攻め出せ、メンダイン」という意味もあるとされます。

これは俗説というわけではなく、セメダイン公式サイト上の会社案内の沿革のページにしっかりと記載されているのです。