年賀ハガキの普及は一般男性の努力の賜物

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インターネットの普及に伴い、減少の一途をたどっている年賀ハガキですが、やはり手書きでも印刷でも直接手元に年賀ハガキが届くのは嬉しいものです。年賀ハガキには必ずクジが付いており、その年初めての運試しとなっています。このお年玉付き年賀ハガキは、一般人の男性が考案したものでした。

年賀ハガキの起源

正式には「お年玉付郵便はがき」と呼ばれる年賀ハガキが初めて発売されたのは1949年のこと。終戦直後であったこの時代には通信手段が乏しく、知り合いの消息もどうなっているのか分かりませんでした。そこで、大阪で洋品雑貨の会社を営む林 正治は、年賀ハガキを考案したのです。年賀ハガキにクジを付ければ、皆が買ってくれ、差出人・受取人の消息も分かる機会になると考えたのです。

林は自身で作成したポスターや見本のハガキ、クジの当たり景品などのアイデアをひっさげて、大阪の郵便局で郵政大臣への紹介状を書いてもらい、すぐに上京して郵政大臣などと面会しました。しかし結果は即却下。それでも諦めずに交渉を続けた結果、ようやく正式に採用にいたります。

現在では現金やふるさと小包、切手シートなどが当たりますが、当時のクジの当たり賞品は「特等・ミシン」「1等・純毛洋服地」「2等・学童用グラブ」だったそうです。

年賀ハガキで大成功おさめた林は、その後郵政審議会の専門委員までをも務めました。

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