どうして日本の「ツバメの巣」は食べられない?

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アワビ、フカヒレに並んで中華料理の高級食材とされる「ツバメの巣」は、採取すること自体が非常に難しく、とても貴重な食材です。しかしツバメは日本でも巣を作りますし、多くの場所で目にする機会はありますが、日本のツバメの巣は食べられないのでしょうか?

食用ツバメの巣

食用にされるツバメの巣を作るツバメは、「アマツバメ」と呼ばれる品種のツバメです。日本にやってくるツバメは泥や枯れ草や小枝を使って巣を作るため、とても食べれるものではありません。対してアマツバメは、そのほとんどを自身の唾液のみで作ります。このアマツバメが生息しているのは東南アジアの沿岸部のみなのです。こうして作られたツバメの巣は特に味があるわけでもなく、デザートやスープなどに入れて食感を楽しみます。

天然のツバメの巣の希少価値が高いのは生息している地域が限定しているからだけではありません。アマツバメは断崖絶壁にある洞窟の奥に巣を作るため、採取するのにも命がけなのです。

アマツバメは一度巣で育児を終えると、同じ巣を使うことはないため、巣を採取しても生態系に影響はありません。ツバメの繁殖期に合わせて年3回の採取が許されていますが、それには安全管理と密漁を防ぐためにマレーシア政府による許可が必要になります。

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